公立高校配置計画地域別検討協議会　地域に求められる学校へ　留萌　４年間で中卒者０～１学級減

（道・道教委 2021-08-16付）

オンラインなども合わせて５０人が参加した

　【留萌発】道教委は７月中旬、苫前町公民館で令和３年度第２回公立高校配置計画地域別検討協議会（留萌学区）を開催した。オンライン参加も含め管内の教育関係者約５０人が出席。７～１０年度の４年間で０～１学級に相当する中卒者減となる見通しを示した。

　はじめに、留萌教育局の上田哲史局長があいさつ。配置計画案について「道教委では今後とも本道の高校における教育水準を維持し、活力ある教育活動を展開する観点に立って、特色ある高校づくりや高校配置を進めていく」と述べ、理解と協力を呼びかけた。

　続いて、道教委高校教育課の塙浩伸企画・支援担当課長と小倉賢治課長補佐が公立高校配置計画案の考え方、高校改革の動向などを説明した。

　７～１０年度の４年間で０～１学級に相当する中卒者減となることを報告。管内は地元高校への進学割合が多いことを示したほか、生徒数の確保に向けてより一層魅力ある高校づくりが必要なことも伝えた。

　出席者からは、「地域に求められる学校としてこれからも尽力したい」「地元に高校がないと親や子の負担が大きくなる」などの意見が出た。

(道・道教委 2021-08-16付)