函館西高2年 職場体験・見学 進路選択へ理解深め 建設業等25事業所訪問(学校 2021-08-24付)
森川組では女性も活躍できる魅力を肌で感じた
【函館発】函館西高校(髙橋敏史校長)2年生生徒は19日、函館市内の民間企業や行政機関でフィールドスタディ(職場体験・見学)を行った。25ヵ所の事業所を訪問。様々な業種の仕事内容や魅力の一端にふれ、今後の進路選択の一助とした。
フィールドスタディは、道と(株)マイナビが連携し、前年度から開始した地域を学ぶオンライン学習サイト「locus(ローカス)」の取組。地域での職場体験・見学を通じ、高校生が自身のキャリア形成の在り方を考えながら、地域とのつながりやかかわり方を身に付ける機会とすることを目的としている。
同校では、総合的な探究の時間を活用し、生徒が選択した受入先の事業所を訪問。今回は函館市内の25事業所が協力した。
このうち、建設業の(株)森川組(森川基嗣社長)には女子生徒5人が訪れ、総務部の伊藤史課長補佐が土木工事と建築工事の違いについて紹介。道路や橋、港などをつくる土木は「地図に残る仕事ができる」、建物を建てる建築は「まちの景色づくりにかかわることができる」とした。
また、函館新外環状道路や高校生になじみのある飲食店など、同社が工事を手掛けた施設を紹介。「130年の歴史から、市民の声を常に肌で感じることを大切にしている。建設業は工事が無事に完成するまで管理する仕事」と解説した。
このほか、働き方改革に向けた社内の取組を説明。質疑応答では、土木部ICT推進本部の女性社員2人も参加し、女性の視点で感じる建設業や企業の魅力を伝えた。
職場体験を終え、前川愛理咲さんは「女性でも働きやすいと感じた」と従来のイメージとは異なる印象をもった様子。「就職の際、(建設業も)選択肢として視野に入れることができると思う」と話していた。
(学校 2021-08-24付)
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