交通安全へ札幌西宮の沢小通学路　スムーズ横断歩道設置　実験的に　９月～１０月上旬

（札幌市 2021-08-30付）

　国土交通省と警察庁は、生活道路の交通安全にかかる新たな連携施策「ゾーン３０プラス」整備の一環として、札幌市立西宮の沢小学校（加瀬富久校長）の通学路でスムーズ横断歩道を実験的に設置する。設置期間は９月上旬から１０月上旬まで。

　ゾーン３０プラスは、道路管理者と警察が連携しながら、最高速度時速３０㌔㍍の区域規制と物理的デバイスとの適切な組み合わせによって、安全性の向上を図る区域。ゾーン３０プラスの効果の周知や、通学路などにおける交通安全対策の参考としてもらうことを目的に、全国各地に物理的デバイスの１つであるスムーズ横断歩道の設置を予定している。９月末までに全国１７ヵ所で設置が完了する予定となっている。

　道内では、西宮の沢小の通学路にスムーズ横断歩道を実験的に設置する予定。９月上旬から１０月上旬にかけて、横断歩道部の前後にスロープを設け、横断歩道部を盛り上げる可搬型ハンプを設置し、走行車両の速度抑制を図る。

(札幌市 2021-08-30付)