岩農高 若手建設技術者と交流 建設業の魅力など理解 農業土木工学科2年25人
(学校 2021-10-01付)

岩農高若手建設産業就業者意見交換会
5グループに分かれて交流した

 【岩見沢発】岩見沢農業高校(鎌田一宏校長)は9月27日、同校で高校生と若手建設産業就業者との意見交換会を開いた。農業土木工学科2年生25人が、空知建設業協会に所属する建設会社の若手職員5人と交流。若手職員の「完成したときの達成感は本当にいいもの」などの声から、建設業のやりがいや魅力について理解を深めた。

 意見交換会は、高校生に建設産業の役割や魅力を理解してもらうとともに、建設事業者の受け入れ環境づくりにも反映させるなど、将来の入職や離職防止につなげることが目的。

 植村建設(株)の西垣大輔さん、開発工建(株)の金子巧さん、光栄建設工業(株)の佐藤志代さん、(株)櫻井千田の佐々木悠香さん、(株)砂子組の髙畠優花さんが同校を訪問。事前に配布していたプロフィールをもとに、勤続年数やこれまで携わってきた仕事、やりがいなど自身の体験談を紹介した。西垣さんはやりがいについて「完成したときの達成感は本当にいいもの」と。目標は「生産性向上に若い世代が中心となって取り組み、良い現場をつくりたい」と伝えていた。

 続いて、5グループに分かれて意見交換。金子さんは「社会に出たら、周りの仲間が大切」と話し、休日や職場でのコミュニケーションなどを紹介した。髙畠さんはICTについての質問に対し、最先端のシステムを活用した客土工の便利さを、従来の施工方法と比較して答えていた。

 最後に、各グループの代表生徒が意見交換の内容や感想を発表。「普段は聞くことができないことを聞けて、ためになった」「職場の雰囲気が良いと感じた」「自分が想像していたより大変だと思い、これからしっかり進路のことを考えたい」などと話していた。

(学校 2021-10-01付)

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