札幌国際情報高2年 高大連携事業 SDGsなど話題に 北大留学生2人と遠隔交流(学校 2021-10-01付)
全編にわたり英語で発表した
札幌国際情報高校(阿部穣校長)は9月中旬から下旬の3日間、北海道大学の留学生とオンラインで交流した。9月24日には、英語表現の授業で2年生が世界各国の課題やSDGs(持続可能な開発目標)の達成目標などを発表。内容をもとに、留学生2人と意見を交わした。
道教委の高大連携によるHokkaido Study Abroad Programの一環。事業は、道内大学の留学生との相互交流や道内大学での講義等の受講機会を創出することで、国際理解の促進と進学意欲の向上を図り、本道のグローバル人材の育成に資することを目的としている。新型コロナウイルス感染症の影響によって、今回はオンラインでの交流となった。
同校は、9月16・17・24日の3日間、1・2年生4学級の生徒が交流。北大の留学生2人が参加した。
うち、24日は2年生2学級の英語表現の授業で実施。生徒が世界各国を紹介するプレゼンテーションを行った。
生徒たちは7月から発表に向けて準備を進めてきた。調べた各国の情報とともに、写真などを活用して分かりやすくスライドを作成。発表内容も含め、すべて英語を用いている。
発表するグループは、当日の抽選によって決定。ギニア、グアテマラ、韓国を担当した3グループが選ばれた。
生徒たちは、各国の国土面積や人口、公用語などの基本情報、喫緊の課題、SDGsで目指すべき目標を発表。課題に対する北海道との比較をデータで示した。
各グループの発表後、留学生2人は内容に基づき質問し、生徒たちはその場で考えて返答。発表者以外の生徒たちも質問への回答を話し合う姿がみられた。
発表した生徒は、「相手に意見を明確に発信できるよう意識して発表した」「とても緊張した」と振り返った。
授業を見守った山内章裕副校長は「しっかりと自分の言葉で伝える生徒たちの様子が見られ、よい機会となった」と話していた。
(学校 2021-10-01付)
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