感染症対策備品寄贈で　網走養護　建設企業に感謝状

（学校 2021-10-05付）

嵯峨社長（右）と上村校長

　【網走発】網走養護学校（上村喜明校長）は９月３０日、同校で北見市内の建設業者・水元建設（株）（北見、嵯峨孝一社長）に感謝状を贈呈した。電子体温計やマスクなど新型コロナウイルス感染症対策備品を寄贈されたことを受けたもの。嵯峨社長に対し、上村校長が感謝状を手渡した。

　網走養護学校近隣で工事を施工していることから、水元建設が社会貢献の一環として取り組んだもの。

　当初、学校行事の協力といったボランティア活動を検討していたが、「コロナ禍の児童生徒の教育活動を支える一助としたい」と、感染症対策備品を寄贈。９月上旬、電子体温計１２本、５０枚入りマスク１５箱、１００枚入りゴム手袋１０箱を贈った。

　それを受け、上村校長が感謝状、中等部・高等部の生徒が作業学習で製作した製品を贈呈。嵯峨社長が受け取った。

　嵯峨社長は「緊急事態宣言解除になるが、気の緩められない日々が続く。少しでも役立てばうれしい」と話した。

　上村校長は「地域貢献として本校まで気にかけていただき、本当に地域の企業の方々にも愛されていることを実感した。ありがたく使わせていただきたい」と謝辞を述べた。

(学校 2021-10-05付)