学校の働き方改革へ新たな試み　業務改善アイデア公募　道教委　好事例等を施策に

（道・道教委 2021-10-29付）

　道教委は、学校における働き方改革を促進するため、学校や教育委員会における優れた実践事例やアイデアを公募している。教員個人の実践や仕事術、学校単位から教育委員会の取組まで幅広く募集する新たな試み。提供された情報を道教委の施策に反映し、優れた取組を広く全道に普及させる。

　学校における働き方改革「北海道アクション・プラン（第２期）」では、重視する視点として、教員が自ら働き方を認識して各自が最適な取組を実施する「個の“気付き”」、学校全体で対話し、業務改善を実践する「チームの“対話”」、保護者・地域住民の理解と協力を要請する「地域との“協働”」を設定。働き方改革に関する道内外の好事例を収集し、普及を図る方針を示した。

　方針に基づき、教育委員会、学校、教職員等による優れた業務改善の実践事例やアイデアの公募を１０月下旬に開始。好事例やアイデアなどの情報を収集・分析・蓄積し、道教委の施策に反映させ、優れた取組を広く全道に普及させる。

　主な募集内容は、①学校としての実践例②個人としての実践例や仕事術③行政としての実践例④学校単位の取組のアイデア⑤個人の取組のアイデア⑥行政の取組のアイデア―など。業務の効率化や教育効果の向上につながった実践例、時短に効果的なライフハック（仕事術）、業務改善アイデア、働き方改革に有効な情報等を呼びかけている。

　教職員課働き方改革ホームページから入力フォームにアクセスし、必要事項を入力。具体的な内容や効果、提供可能な参考資料があれば添付する。

(道・道教委 2021-10-29付)