インターハイ高校生活動地区推進委　委員選出し各校計画発表　道教委　初会合に４８０人参加

（道・道教委 2021-11-01付）

地域の特色を生かした学校単位の活動計画を発表

　道教委は１０月２８日、第１回道高校生活動地区推進委員会をオンラインで開催した。道内の公立・私立高校の生徒や教員約４８０人が参加。令和５年度インターハイの成功に向けた高校生活動の開始に向け、上部組織となる道高校生活動推進委員会委員を選出したほか、各学校の活動計画を発表した。

　高校生活動は、インターハイ開催地の高校生が主体となり、大会成功に向けて企画・準備・運営に創意工夫をもって取り組むもの。委員会は、出場生徒のみならず、支える観点からオール北海道で大会成功に向けて必要な事項を協議することが目的。

　公私立高校２４３校から、全道２２地区の高校活動地区推進委員を務める委員長生徒、顧問教員約４８０人が参加した。

　開会に当たり高校総体推進課の大和田孝一係長は、豊かな発想力や想像力で自由なアイデアを出し合い、思い出深い活動となるよう期待。教員の力添えが必要不可欠とし、生徒へのよきアドバイスや指導を求めた。

　全体会に移り、道教委の担当者が高校生活動の具体的内容を説明。広報・おもてなし活動、総合開会式の演出、草花装飾、PR活動など、道外開催県での取組事例を伝えた。

　続いて地区ごとにグループ協議を実施。地区推進委員会役員および道推進委員会委員を選出した。

　各学校で実施する学校推進委員会活動計画では、空知、室蘭、旭川、小樽地区の生徒が発表。校内新聞、校内放送、ＳＮＳを活用したPR活動、地域における環境美化活動、応援メッセージカードやウェルカムボードの制作など、今後予定している取組を伝えた。

　室蘭地区からは、ボルトやナットなど鉄の部品を組み立てたキャラクター「ボルタ」を活用したPRイメージを発表。学校や地域の特色を生かした計画が挙がった。

　１１月下旬以降、上部組織となる道高校生活動推進委員会を設置。道単位での広報活動を企画・実施する。

(道・道教委 2021-11-01付)