３年度私学教育功績者表彰式　長年の貢献たたえる　受賞５人に小玉副知事

（道・道教委 2021-11-01付）

各受賞者は一層の精進を胸に誓った

　道は１０月２８日、札幌ガーデンパレスで令和３年度北海道社会貢献賞私学教育功績者表彰式を行った。伊藤篤氏（前帯広大谷学園理事長）ら５人に、小玉俊宏副知事が表彰状を授与。長年にわたる本道の私学教育振興に大きく貢献した功績をたたえた。

　道社会貢献賞（私学教育功績者）は、昭和３３年度から実施。長年にわたって本道の私学教育の振興に多大な功績を果たした人物を顕彰している。

　本年度は、伊藤氏をはじめ、駒澤大学附属苫小牧高校長の笹嶋清治氏、北海道立正学園理事・旭川実業高校長の相馬真吾氏、札幌白樺幼稚園長の中村みどり氏、北日本自動車大学校副校長の山田恵一氏の５人が栄に浴した。

　小玉副知事は式辞で、「各校の建学の精神に基づき、特色ある私学教育を進められている」と、長年にわたる功績に謝意を示した。その上で、「今後も、つぎの世代を担う子が夢や希望に挑戦できるよう、一層の尽力をお願いする」と述べた。

　功績紹介のあと、小玉副知事が受賞者に表彰状を手渡した。

　来賓として、道議会文教委員会の吉川隆雅委員長、道教委の橋場弘之委員、道私立学校審議会の本間裕邦会長が祝辞を述べた。

　受賞者代表としてあいさつに立った伊藤氏は「受賞できたのは、現場の教職員や児童生徒、保護者それぞれが私学の建学の精神を核につながってきた成果」と強調。「賞に恥じないよう、一層本道の私学教育振興に精進するとともに、今後の人生の歩みの大きな励みにしたい」と決意を示した。

(道・道教委 2021-11-01付)