絆づくりメッセージ最優秀賞　苫前小６年など６作品　４・５日　道庁本庁舎に展示

（道・道教委 2021-11-01付）

　道いじめ問題対策連絡協議会は、令和３年度絆づくりメッセージコンクールの入賞作品を決定した。ことば・メッセージ部門では苫前町立苫前小学校６年生一同「つくろうよ　笑顔の花と　明るい輪」など３作品、ポスター・メッセージ部門では幌延町立幌延小学校６年の濱下心暖さんなど３人の作品が全道最優秀賞を受賞。４日から２日間、道庁本庁舎１階で入賞作品展示会を開く。

　コンクールは、いじめやネットトラブルの根絶を目指し、より良い人間関係づくりを呼びかけるメッセージを募集。作品をいじめの根絶とインターネットの適切な利用に関する啓発活動に活用することで、より良い人間関係を構築し、思いやりをもって人と接する社会の実現に向けた意識の向上を図るもの。本年度は新たに、個人・団体の区分を設けて募集した。

　各管内で入選作品を選定し、全道審査。全道最優秀賞、全道優秀賞としてそれぞれ６作品を決定した。

　ことば・メッセージ部門における全道最優秀賞の受賞作品は苫前小６年生一同の「つくろうよ　笑顔の花と　明るい輪」、江差町立江差北中学校３年・山田琉生さんの「認め合おう　みんなの色で　つくる虹」、中標津高校１年・中塚雄琉さんの「大丈夫　人と違って　当たりまえ」の３作品。

　ポスター・メッセージ部門では、幌延小６年の濱下さん、日高町立門別中学校２年の井元千尋さん、釧路明輝高校２年の小屋畑愛椛さんが全道最優秀賞に輝いた。最優秀賞・優秀賞の受賞者には、よつ葉乳業㈱の協力で副賞を授与するほか、同社商品の牛乳パックに標語を掲載する。

　４日から２日間、道庁本庁舎１階で入賞作品展示会を開催。全道審査入賞作品、各教育局最優秀賞作品、札幌市教委最優秀作品を展示する。

　なお、高校長協会特別賞については道高校長協会で別途審査し、受賞者を決定する。

(道・道教委 2021-11-01付)