３年度心の教育推進フォーラム　石狩・留萌で開催へ　スポーツ・読書体験など

（道・道教委 2021-10-29付）

　ハートに、じーん。探してごらん、優しい気持ち―。１１月は、北海道心の教育推進会議（会長・倉本博史道教委教育長）が実施する北海道心の教育推進キャンペーン強調月間。本年度は心の教育推進フォーラムを石狩と留萌の２会場で開催し、石狩ではオンライン学習会「いしかり局チャンネル」でアダプテッドスポーツへの理解を深める講演や体験活動を提供。留萌では、読書をテーマとする講演や読み聞かせ活動を行う。

　協議会は、平成１０年５月に道、道警本部、道教委の３者が組織。毎年１１月を強調月間とし、命を大切にする心、他人を思いやる心、美しいものに感動する心など、豊かな心を育む大切さを家庭、学校、地域、企業、団体などに普及・啓発する活動を展開している。

　期間中は子どもに関するイベント、広報や印刷物などにシンボルマークとキャッチフレーズを掲載し、キャンペーンの普及・啓発を図っている。

　心の教育推進フォーラムは、推進会議事業として毎年度開催。

　石狩では２３日、石狩教育局独自事業「いしかり局チャンネル」の特別編を配信。車いすソフトボールの元日本代表監督で、HOKKAIDO　ADAPTIVE　SPORTS代表を務める斉藤雄大氏が「アダプテッドスポーツに挑戦！すべての人がスポーツを楽しめる社会を目指して」と題して講演するほか、家庭にあるものを用いて実際にアダプテッドスポーツを体験する。

　留萌では、留萌合同庁舎を会場にフォーラムを開催。

　「三省堂書店を応援し隊」による読み聞かせを講堂で行う。講演はオンライン開催とし、名寄市立大学の堀川真教授が「（仮）本が子どもの成長に与える力」と題して講演。講堂では絵本カルタやクリスマスツリーづくりなど、子どものための体験活動も提供する。

(道・道教委 2021-10-29付)