道教委等　放課後活動推進協道央会場　障がい児童の支援学ぶ　特セン研究員講義や施設見学

（道・道教委 2021-10-29付）

約１５０人が参加した

　道・道教委は１３日、第２回放課後活動推進協議会（道央会場）をオンライン開催した。約１５０人が参加。道立特別支援教育センターの髙石純研究員を講師に、子どもの特性に合わせた支援方法の工夫について理解を深めたほか、放課後等デイサービスや放課後子供教室の施設を見学。具体的な支援方法や、施設・環境整備の在り方を学んだ。

　協議会は、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた子どもへの活動支援の在り方を含めた専門的な講義や演習などを通して、放課後活動を支える人材の資質向上に努めている。

　石狩教育局、石狩振興局保健環境部が主管。新・放課後子ども総合プランをはじめとした地域学校協働活動を行っている放課後児童支援員や教育活動サポーター、行政職員など約１５０人が参加した。

　道立特別支援教育センターの髙石研究員が「障がいのある子どもの支援の実際」と題して講義した。

　文部科学省がことし発行した『障害のある子供の教育支援の手引』に沿って各種障がいの概要などを説明し、特性に合わせた支援の工夫点を解説。

　また、イラストを活用した日課表や手洗いの手順の指示、ソーシャルスキルの向上を目指すためのかるた遊びなど、集団生活におけるルールの理解を促す支援方法を紹介した。

　参加者はグループに分かれ、講義の内容を踏まえて具体的な支援方法を協議した。

　続いて、社会福祉法人・恵庭光風会たくと、黒松内町教委放課後子供教室・夢っ子クラブが、オンライン施設見学を実施。施設設備や感染症対策などの環境整備、支援ツールの活用や活動の様子などを紹介した。

(道・道教委 2021-10-29付)