札幌あいの里高支ウェブ販売授業　もっと売るためには？　サイト開設へ商品魅力紹介

（道・道教委 2021-11-05付）

３チームがエコバッグやポーチなど学校製品を紹介

　札幌あいの里高等支援学校（西牧孝徳校長）は１０月２６日、企業と連携した特別支援学校ウェブマーケティング授業に参加した。エコバッグやポーチ、木べらなど販売サイトに掲載する商品の魅力を生徒たちが紹介。ヤフー㈱社員が助言した。今後、学校製作物の販売サイトを開設し、販売を開始する。

　本年度新規事業の特別支援学校ＩＣＴ就労促進事業の一環。同校は実践校として、北海道応援団企業のヤフーと連携し、既存の単元にウェブマーケティングを取り入れた授業を実施。学校製作物の販売サイト作成に向けた準備を進めている。

　この日、ヤフーの大野憲司さん、小谷浩一さんが来校。生徒たちが製品販売サイトの中間報告を行い、ウェブマーケティングの考え方について指導助言を受けた。

　大野さんが発表時の心構えやポイントを伝え、生徒たちは３チームに分かれてエコバッグやポーチ、木べらなど商品の魅力、購買層を発表した。

　ポーチに関する説明では、幅広い年齢層に向けたデザインで、開け閉めも簡単で手触りもよいなど、商品の特長を紹介。「コンパクトで大容量、ぜひ買って」とPRした。

　ヤフー社員は、「制作風景の写真があるとストーリーが伝わる」「大きさが具体的に分かるよう、数字を入れるとよい」「木材のよさを伝えるため、背景を工夫してほしい」などと助言した。

(道・道教委 2021-11-05付)