札幌市中学校長会　１１月例会　１人１台端末活用を　１８日に全体・教育経営研修

（札幌市 2021-11-08付）

　札幌市中学校長会（中村邦彦会長）は４日、イントラネットを活用し、１１月例会・研修会を開いた。各部の担当者が所管事項を報告。１８日に本年度全体研修会と教育経営研修会を開催することなどを確認した。中村会長は、各校が、個別最適な学び、協働的な学びの実現に向け、１人１台端末を活用した様々な取組を行う重要性を説いた。

　中村会長のあいさつでは、教育活動を展開する上で、新学習指導要領の全面実施とともに、令和３年１月に示された中央教育審議会答申「令和の日本型学校教育」を見据えて取り組んでいく必要性を指摘。

　また、一般教職員と比べ、子どもたちと直接ふれ合う場面の少ない校長職にふれ、「心の中では一教師という思いを忘れず、常に子どもたちに真摯に向き合いたい」との思いを語った。

　その上で、「校長として学び続ける姿勢は、きっと子どもたちや教職員に伝わり、共感し合える。あすからのよりよい学校運営に役立てるよう、研究や研修に没頭する一日としたい」とした。

　議事に移り、各部の担当者が所管事項を報告した。

　うち、研究部では、１８日午前９時３０分からホテルライフォート札幌で３年度全体研修会を開催することを周知。全体研修会後には、管理部運営による教育経営研修会を行うことを申し合わせた。

(札幌市 2021-11-08付)