柔軟に変容し協働持続 道教委 地域・学校の連携推進協 道央 志々田国研研究官が講演(道・道教委 2021-11-10付)
道教委は10月28日、地域と学校の連携推進協議会(道央)をオンライン開催した。市町村教委、学校職員、地域コーディネーターなど63人が参加。国立教育政策研究所の志々田まなみ総括研究官による講話や他地域の実践発表を通して、今後の取組への意識を高めた。
子どもたちの成長を支えていくために、コミュニティ・スクールの仕組みを活用し、地域と学校が相互に連携・協働しながら一体となって地域学校協働活動を充実させる方法等について理解を深めることを目的としている。石狩教育局が主管。
はじめに、道教委社会教育課の市村慈規主査が行政説明したあと、石狩市立厚田学園、白樺高等養護学校、当別高校の3校が、効果的・継続的な地域と学校の連携・協働を目指した実践を発表した。国立教育政策研究所の志々田総括研究官が助言者を務めた。
続いて、各校種でグループに分かれ、①各自の地域と学校の連携における取組と実践発表を聞いた感想②地域学校協働活動を充実させるために取り組みたいこと―の2点について意見を交わした。
このあと、志々田総括研究官が講話。学校運営協議会と地域学校協働本部の相違点を示した。
地域と学校の連携・協働を進め、深めるためのポイントを解説。持続させるためには、「柔軟に変容しながらも無理なく続けていくことが大切」と説いた。
(道・道教委 2021-11-10付)
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