道教委 学校働き方改革推進へ 道民への意識調査開始 保護者ら対象 12月17日まで(道・道教委 2021-11-12付)
道教委は、保護者・地域住民を対象に、学校における働き方改革に関する意識調査を開始した。働き方改革の趣旨や取組、学校と地域の協働に関する考えや意見を集め、今後の施策に反映させる。教職員課働き方改革係ホームページからアクセス。意見の募集期間は12月17日までを予定している。
学校における働き方改革「北海道アクション・プラン(第2期)」では、「地域との協働による学校を応援・支援する体制づくりの推進」を掲げ、保護者や地域住民が学校における働き方改革の趣旨を理解し、学校の教育活動に積極的に協力してもらうため、業務改善の各種取組の積極的な広報・情報提供を行うとしている。
これに基づき道教委は、学校における働き方改革にかかる道民の意識調査を開始。調査対象は道内の学校に通う児童生徒の保護者または18歳以上の地域住民。期限は12月17日までで、状況に応じて延長する予定。
オンライン方式によるアンケート調査で、教職員課働き方改革ホームページにある入力フォームから必要事項を入力する。
アンケートの主な項目は①北海道の教育を取り巻く状況②学校における働き方改革③学校と地域とのかかわり―3項目。複数の選択肢を選んで入力するほか、自由記載で意見を提出する。
教育を取り巻く状況では教員に関するイメージ、教員志願者減少の要因や教員の勤務実態に対する考えを調査する。
学校における働き方改革では、働き方改革の目的に対する考えや学校現場における業務改善の取組の理解度を調べる。
学校と地域とのかかわりでは、学校が必要な教育活動に効果的に取り組むための学校行事見直しへの考えや、コミュニティ・スクール、地域学校協働活動など、学校と地域のかかわりに関する考えを募集する。
併せて、保護者・地域住民向けリーフレット『効果的で質の高い教育活動を目指して』の作成を進めている。学校における働き方改革の目的や教育委員会や学校で取り組む業務改善の具体例、部活動の地域移行などの取組を周知するとともに、意識調査のQRコードを掲載し、調査への協力を呼びかけていく。
(道・道教委 2021-11-12付)
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