最新技術を肌で体感　室工高　ＩＣＴ講習会

（学校 2021-11-22付）

ドローンの操縦を体験した

　【室蘭発】室蘭工業高校（川村広幸校長）で２日、道建設部主催のＩＣＴ体験講習会が開かれた。同校環境土木科の２年生７人が参加。ドローンの概要や効果などに関する座学や、実際に操縦を体験する実習を行い、建設産業で活用が進む最新技術を肌で感じた。

　道は、建設業における担い手の確保・育成に向け、高校生などを対象に建設業の魅力や若手技術者による体験談を紹介する出前授業を行い、職業意識の醸成などを図っている。

　今回、取組の一環として、室蘭工業高の環境土木科２年生７人を対象にＩＣＴ講習会を実施した。

　当日は、（株）スカイスパイスの成田泰士代表取締役、メドグラフィカ（株）の荒木重視代表取締役らが講師を務めた。

　はじめに行われた座学では、航空法・資格について解説したほか、ドローン測量のメリット、機能、操縦の基礎などを詳しく紹介した。

　このあと、生徒たちは実際にドローンの操縦を体験。センサーによる安定飛行の体験、センサーを切った状態での安定飛行の体験、ゴーグルを使用した目視外飛行の体験を行った。

　参加した生徒は「ドローンの操縦は難しかったが楽しめた。実際の仕事で使われていることに魅力を感じた」と話していた。

(学校 2021-11-22付)