札幌市立学校　３年度冬季休校日　来年１月４、５日に　働き方改革へ休暇取得配慮を

（札幌市 2021-11-29付）

　札幌市教委は、市立学校における本年度の冬季休校日を来年１月４、５日に決定した。各学校は、校内事情等を総合的に勘案し、２日間の中から任意の日を冬季休校日として設定。市教委は各学校の管理職に対して、メリハリある働き方を促進するため、職員の休暇取得に配慮することや管理職自らが率先し、休暇取得しやすい職場環境づくりに努めるよう求めている。

　市教委は、令和２年６月に「市立学校における働き方改革に向けて（指針）」を策定し、長時間労働解消に向けた取組を推進。平成２９年度に、夏季休業期間を休暇取得促進期間と位置付けるとともに、２年度から冬季休業期間についても同様の期間を設け、メリハリある働き方を促進している。

　長期休業期間中において一定期間集中した休日を確保することは、働き方改革を進める上で有効と指摘されている。このことを踏まえ、本年度も、冬季休業期間を休暇取得促進期間として位置付けるとともに、冬季休校日の取組を実施する。

　本年度の冬季休校日は、１月４、５日の２日間。各校は、校内事情等を総合的に勘案し、当該２日間の中から任意の日を冬季休校日として設定することができるほか、２日間とも休校日とすることも可能となる。

　なお、冬季休校日に出勤しない所属職員は、年次休暇・夏季休暇・振替休日等の取得によって対応する。

　市教委は、各幼稚園・学校の管理職に対して、休暇取得促進および冬季休校日の取組について、校内の全所属職員に周知するとともに、管理職自らが率先し、休暇を取得しやすい職場環境づくりに努めるよう求めている。

(札幌市 2021-11-29付)