稚内北星学園大で建設団体講座　建設業の役割伝え　社会学など生かせる

（学校 2021-12-03付）

大学生約２０人が聴講

　【稚内発】稚内北星学園大学（松尾英孝学長）で１１月中旬、宗谷管内の建設業の若手経営者で組織する宗谷建設青年会（田中太一会長）による出前講座が開かれた。留学生を含む学生約２０人が受講。宗谷の暮らしを支える建設業の役割と魅力について理解を深めた。

　今回は、同大２、３年生のキャリアデザインの講義の一環として実施。宗谷建設青年会から企画・情報委員会の藤田拓憲委員長ら５人が講師を務めた。

　藤田委員長が「建設業って、なに？」と題して講話。道建設業協会が制作したＤＶＤ「建設業のすべて」を教材に使用し、土木・建築工事に携わる道内建設業者の姿を学生たちに見てもらい、地域の暮らし支える建設業のやりがいや魅力などを紹介した。

　建設業において同大で学んだことが生かせるのもとして、数学、情報関係、社会学の３点を挙げた。

　まとめとして「建設業は、人を支え地域を守るとてもやりがいのある仕事。若い力をもっと必要としている業界でもあるので、私たちと一緒に建設業を盛り上げてほしい」と呼びかけた。

(学校 2021-12-03付)