緑丘児童会館で塗装　業界団体が札幌市内で奉仕

（札幌市 2021-12-20付）

地域の子どもたちが感謝状を手渡した

　札幌塗装工業協同組合青年部会によるボランティア塗装が１０日から２日間にわたって、市内緑丘児童会館で行われた。１１１６（いいいろ）塗装の日ボランティア事業の一環で毎年行っているもの。塗装完了後、地域の子どもたちが部会に対して感謝状を贈った。

　ボランティア塗装は、札幌塗装工業協同組合青年部会が児童会館に対して「子どもたちにきれいな体育室で元気に遊んでほしい」との思いで毎年実施しているもの。昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止したが、今回で２６回目となる。

　また、平成２７年からは親子参加型のイベントとして塗装体験も行っていたが、感染症の拡大防止のため、前年度と本年度は中止した。

　初日は、部会員２５人が床養生、足場組立、塗装部位の下塗り作業を実施。穴が開いている部分を補修したほか、扉の縁まで丁寧に塗装した。

　２日目には、地域の子どもたちを招き、本塗装を開始。子どもたちは、扉の隙間から見える作業員の姿を目の当たりにし「すごい！」「どうやって足場を登っているの？」などの声を上げていた。

　塗装後には、子どもたちが青年部会の松原雅彦会長に感謝状を贈呈。子どもたちは「きれいに塗装してくれてありがとう」と感謝の声をかけた。

(札幌市 2021-12-20付)