道教委 道立校教育職員時間外勤務 高校 前年比10P下降 第2・四半期 特支は全月1割以下(道・道教委 2021-12-20付)
道教委は、道立学校の教育職員にかかる時間外在校等時間(令和3年度第2・四半期)の状況を公表した。時間外在校等時間45時間以上の教育職員の割合は、各月いずれも前年度の数値を下回り、高校等では10ポイント近く下降。特別支援学校はすべての月で1割を下回った。各月の平均は高校等が28~42時間、特別支援学校は12~22時間となっている。
道教委は令和2年度に道立学校に出退勤管理システムを導入し、四半期ごとに超過時間の状況を公表。学校における働き方改革北海道アクション・プラン(第2期)では、教育職員の在校等時間から所定の勤務時間等を減じた時間(時間外在校等時間)を1ヵ月で45時間以内、1年間で360時間以内とすることを目標に掲げている。
対象校は高校・中等教育学校192校、特別支援学校67校。対象職員は校長、副校長、教頭、主幹教諭、教諭、養護教諭、栄養教諭、実習助手、寄宿舎指導員などの教育職員。事務長や事務主任などの行政職は除く。
ことし7~9月の状況をみると、月に時間外在校等時間が45時間を上回った教職員の割合は高校等が17・7%~38・4%、特別支援学校が1・7%~9・9%となり、前年同月と比べ下降した。
全職員の時間外在校等時間の平均は、高校等では7月が42・2時間、8月が28・3時間、9月が37・0時間。特別支援学校では7月が20・3時間、8月が12・9時間、9月が22・4時間となった。
(道・道教委 2021-12-20付)
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