道教育推進会議　第９期第１回　高校専門部会新設へ　指針改定へ１月以降審議

（道・道教委 2021-12-27付）

　道教育推進会議は２３日の第９期第１回会議で高校専門部会の設置を決定した。現行の指針の成果や課題を検証し、これからの高校づくりに関する指針の改定に向けた審議を進める。来年１月から審議を重ね、令和５年３月に改定案をまとめる予定。

　現行の指針は平成３０年に策定。高校づくりの基本的な考え方と具体的な施策を示しており、４年度で計画期間が完了する。

　部会は、現行指針の検証、改定に向けた調査・審議を実施するため道教育推進会議に設置。構成員は学識経験者、学校関係者、保護者、社会貢献企業経営者、地域づくりや行政関係者１５人。条例の規定に基づき、会長が決定する。

　指針見直しのポイントは３点。一定の圏域で高校の在り方を地域とともに考える新たな仕組みを構築し、従来の地域別検討協議会とは別に高校の配置や魅力化を検討する。また、国における高校の普通科改革を踏まえ、現代的な諸課題に対応する新しい学科等の設置を検討。地域連携特例校では、入学者数の確保に向けた今後の在り方や地域の教育機能維持の方策を地元自治体とともに検討する。

　来年１月から会議を開催。５年３月に改定案をまとめる予定。

(道・道教委 2021-12-27付)