渡島局が教育功労者表彰状伝達　支えてくれた人に感謝　七飯大沼岳陽・楢山校長

（道・道教委 2022-01-28付）

右から與田教育長、楢山校長、谷垣局長

　【函館発】渡島教育局は２５日、道教育功労者表彰を受賞した七飯町立大沼岳陽学校の楢山聡校長に対する表彰状伝達式を同校で執り行った。谷垣朗局長が同校を訪れ、表彰状を贈呈。楢山校長は受賞について、「自らを支えてくれた教員や保護者らのおかげ」と話した。

　道教育功績者表彰は、道の教育振興に功績のある教育職員・教育関係職員を表彰するもの。功績に伴い、教育の振興に寄与することを目的に実施している。

　例年、札幌市内で実施していた表彰式は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止に。本年度は教育局が伝達した。

　楢山校長は保健体育教育に尽力し、「北海道の中学校における積雪寒冷期間前後の体力・運動能力」などの論文を発表。小規模校の特性を生かした教育実践が高い評価を得た。

　また、町内初の義務教育学校の設立に向け、地域と連携し、運営開始に尽力した。

　当日は、谷垣局長が同校を訪問。七飯町教委の與田敏樹教育長が見守る中、「本道の教育振興に尽力していただいた」と述べ、表彰状と記念品を手渡した。

　楢山校長は受賞に際し、「これまで多くの教員や保護者などに支えていただいた。人との出会いが受賞につながった」と感謝の気持ちを口にした。

　與田教育長は「子どものよいところを伸ばす、楢山校長の教育活動は素晴らしい」とたたえた。

(道・道教委 2022-01-28付)