杜カフェの一部を再現　２５日まで札幌みなみの杜高支　生徒制作の食器や作品展示

（学校 2022-02-18付）

生徒が制作したショップカードなどを展示

　市立札幌みなみの杜高等支援学校（田中進一校長）は、生徒たちが運営するカフェ「杜カフェ」の活動を紹介する展示を、中央区のNAKAHARA　DENKI　Free　Infoｒmation　Galleryで開いている。生徒が制作した食器やショップカードなどの作品を並べ、カフェの一部を再現。生徒は「自分たちの取組をぜひ知ってほしい」と来場を呼びかけている。２５日まで。

　同校は平成２９年度開校。普通科職業コースとして、生産・カフェ運営・外部サービスの３部門７職業コースがあり、校内の杜カフェで生徒が生産した野菜を使ったピザやパンなどを製造・販売しているほか、宣伝用カードのデザインや清掃なども生徒が行っている。

　今回の展示は、開校から５年間の取組を広く市民に知ってもらおうと初めて開いた。生徒が制作した陶器のコーヒーカップや木工の皿などを展示しカフェの一部を再現。生徒がデザインしたメニュー表やショップカード、ドローンを使ってカフェ内を撮影、編集したＣＭも放映している。

　カフェ運営部門に所属する２年生の生徒は「展示を見て杜カフェのことを知って、ぜひ実際に来てほしい」と話している。

　土・日・祝日を除く２５日まで。午前１０時から午後６時（最終日は午後５時）まで。入場無料。商品の販売は行わない。

(学校 2022-02-18付)