公立高入選 再出願後の状況 全・定 2万7834人 道教委・札幌市教委(道・道教委 2022-03-02付)
道教委と札幌市教委は1日、4年度公立高校入学者選抜にかかる再出願後の出願状況を発表した。一般出願者数は全日制・定時制合わせて2万7834人。全・定合わせた全体平均倍率は0・95倍で、出願変更後と横ばいだった。
=札幌市立高校の状況は8面=
有朋高を除く実募集人員は、全日制が2万7482人、定時制が1851人の合計2万9333人。
一般出願者数は全日制2万7025人、定時制809人の合計2万7834人。
全日制の倍率は0・01ポイント下降し0・98倍。内訳は、普通科が横ばいの1・03倍、専門学科が0・13ポイント上昇し1・37倍、職業学科が0・04ポイント下降し0・81倍、総合学科が0・01ポイント下降し0・91倍だった。
定時制は0・04ポイント下降し0・44倍だった。
推薦・連携型入学者選抜で内定しなかった396人のうち、再出願した人は383人。うち当初と同じ学科へ出願したのは339人、当初と違う学科へ出願したのは44人だった。
全日制で募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が92校、専門学科が3校3学科、職業学科が55校102学科、総合学科が12校。
倍率が1・5倍を超えた学校・学科数は、普通科が9校、専門学科が5校5学科、職業学科6校10学科、総合学科はなかった。
再出願によって出願変更後より倍率が0・4ポイント以上高くなった学校・学科は、市立札幌平岸・デザインアート、室蘭栄・理数、函館工業・電気情報工学、旭川西・理数、旭川農業・農業科学と食品科学の5校6学科だった。
定時制で募集人員を超えている学校・学科は、市立札幌大通の午前・午後・夜間だった。
今後の日程は、学力検査があす3日、追検査が14日、合格発表が16日午前10時。第2次募集の願書受付が22~23日、28日までに第2次募集の合格発表を行う。
(道・道教委 2022-03-02付)
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