体力・運動能力調査結果　各管内の状況　第１０回　宗谷　専科教員等と連携し研修

（国 2022-03-30付）

分析　小学校

【３５校、児童数４２７人】

▼実技

▽体力合計点は全国と比較して男子が０・２ポイント高いが、女子は０・２８ポイント低く課題である

▽種目別に全国を上回ったのは男子が４種目、女子が５種目である

▽元年度と３年度の体力合計点の全国との差の比較では男子が０・８１ポイント上がったが、女子が０・４３ポイント下がっており課題である

▼質問紙

　これまでの調査を踏まえた授業等の工夫改善について、全ての学校が「行った」「行う予定」と回答したものの「体育の授業は楽しい」と回答した児童の割合は男子が７０・３％（全国比マイナス２・１ポイント）、女子が５０％（全国比マイナス８・４ポイント）で全国平均を下回っており、特に女子が課題である

分析　中学校

【２２校、生徒数４４４人】

▼実技

▽体力合計点は全国と比較して男子が０・０８ポイント高いが、女子は２・３９ポイント低く課題である

▽種目別に全国を上回ったのは男子が５種目、女子が１種目である

▽元年度と３年度の体力合計点の全国との差の比較では、男子が１・６４ポイント、女子が０・８６ポイント上がっている

▼質問紙

　これまでの調査を踏まえた授業等の工夫改善について、全ての学校が「行った」「行う予定」「特定の学年のみ行う」と回答したものの「保健体育の授業で自分の動きの質が向上していることをよく実感する」と回答した生徒の割合は、男子が３０・９％（全国比プラス１ポイント）で全国平均を上回っているが、女子が１３・５％（全国比マイナス６・１ポイント）で全国平均を下回っており課題である

改善点

▼検証改善サイクルの確立

▽体力・運動能力等の状況の適切な把握方法および新体力テスト等の結果を踏まえた改善の方向性の周知

▽各学校の体力・運動能力の結果に基づく課題の明確化および体力向上プランの改善にかかる指導助言

▼体育・保健体育の授業改善

▽体育専科教員等を活用した体育・保健体育の授業公開および実践事例の普及

▽体育専科教員等との連携による実技研修の実施および指導資料の作成、配布

▼日常的な運動機会の創出

　課業期間中や長期休業中、児童生徒が主体的に取り組むことができる管内どさん子元気アップチャレンジの内容の工夫

(国 2022-03-30付)