特セン　特別支援教育ほっかいどう２７号　ICT活用実践を特集　教科等での事例具体的に

（道・道教委 2022-04-20付）

　日常実践で活用しやすい簡潔・明瞭なページ構成（クリックすると拡大表示されます）

　道立特別支援教育センターは『特別支援教育ほっかいどう第２７号』を発刊、ホームページで公開した。「特別支援教育オンライン・スタディ・ガイド～本道の特別支援学校におけるＩＣＴ活用実践事例集」と題した特集号で、各教科・指導形態における１４の活用事例を掲載している。

　道教委の柴田亨ICT教育推進課長（当時）による特別寄稿に続き、特集「道内の特別支援学校による取組事例集」を掲載。

　国語科の「ビデオやボイスメモを活用した『読むこと』領域の指導」をはじめ、理科「クラウドを活用した教科学習『生命』」などを紹介。５教科以外も、保健体育科「カメラ機能を活用した陸上競技『リレー』の指導」、生活単元学習「カメラとドキュメントの共同編集機能を用いた新聞作成」、自立活動「『視線入力装置』を活用した意思の伝達」など参考となる事例が充実している。

　それぞれがA４用紙半ページずつに簡潔にまとめられ「黒板や画面を見てワークシートに視写することに苦手さがある生徒」といった「対象児童の様子」と「ICT活用の意図」「ICT活用の成果」を明瞭に示している。図表や写真を添付し、分かりやすく日常で生かしやすい構成となっている。

　このほか、ＩＣＴ活用に向けた校内研修や校務の情報化などの取組を掲載している。A４判２８ページ。

(道・道教委 2022-04-20付)