４年度運動部アスリート派遣事業　中学校１１部活動で実施　札幌市　２１日まで募集中

（札幌市 2022-04-20付）

　札幌市スポーツ局は、毎年実施している運動部活動アスリート派遣事業について、４年度は市内中学校の１１部活動で実施する。２１日まで派遣校を募集。中学校等の運動部活動に軟式野球・ソフトボール、サッカーなどの専門的な技能・知識を有するアスリートを１年間派遣する。各部活動で順次アスリートによる指導を行い、部活動環境の活性化を図る。

　事業は、運動部活動に専門的な知識技能を有するアスリートを派遣し、顧問教諭の指導知識や指導力の向上、部員の関心意欲および競技力の向上を図り、部活動環境を活性化するもの。顧問教諭の指導知識の向上を図るなど、充実した部活動環境の形成も目指している。

　中学校、中等教育学校および特別支援学校の運動部活動に、専門的な技能・知識を有するアスリートを派遣。主に市内および近郊に居住するアスリートを外部指導者として派遣する。

　１年間通して同一アスリートが継続して指導。派遣の上限は年間１５回としている。

　４年度は、軟式野球・ソフトボール部、サッカー部、バレーボール部、バスケットボール部、バドミントン部、ソフトテニス部、卓球部、陸上競技部に１年間アスリートを派遣。派遣校は、２１日まで募集を受け付けている。

　今後、各校で順次、アスリートによる指導を開始する。

　このほか、２年度からは３年生が引退した新チームへの指導を目的に、８月から翌年３月までを期間とする派遣を実施。４年度も引き続き実施し、全１３部活動での実施を予定している。派遣の上限は年間１０回。７月７日まで募集を受け付けている。

(札幌市 2022-04-20付)