札幌市まちづくり戦略ビジョン編　意見募集７月１日まで　キッズコメントも受付中

（札幌市 2022-05-24付）

子どもが理解しやすいようパンフレットにまとめた

　札幌市は、第２次市まちづくり戦略ビジョン（ビジョン編）案に対するパブリックコメントを募集している。素案では、市が目指す都市像のほか、８分野における２０の基本目標を示している。また、児童生徒を対象にしたキッズコメントを募集。２３日から市内の小・中学校や児童会館にパンフレットを配布しており、札幌の将来を担う子どもたちの意見を集める。

　今回示されたのは、ビジョン編の素案。目指すべき都市像には「『ひと』『ゆき』『みどり』の織り成す輝きが、豊かな暮らしと新たな価値を創る、持続可能な世界都市・さっぽろ」を掲げた。

　都市像の実現に向けては「ユニバーサル（共生）」「ウェルネス（健康）」「スマート（快適・先端）」の３つをまちづくりの重要概念とし「子ども・若者」「経済」「スポーツ・文化」など、８分野における２０の基本目標を示した。

　子ども・若者分野では、「安心して子どもを生み育てることができる」「誰一人取り残されずに、子どもが伸び伸びと成長し、若者が希望を持って暮らすまち」「一人ひとりの良さや可能性を大切にする教育を通して、子どもが健やかに育つまち」の３つを基本目標としている。

　パブリックコメントの募集に伴い、市内の児童生徒を対象に、キッズコメントも募集。市内の小・中学校、児童会館にパンフレットを配布し、意見を募集する。

　応募は、市のホームページ内の専用提出フォームのほか、郵送（〒０６０－８６１１　札幌市中央区北１条西２丁目札幌市役所本庁舎５階南側まちづくり政策局政策企画部企画課）などで受け付ける。

　応募期間は、パブリックコメント、キッズコメント共に７月１日まで。

(札幌市 2022-05-24付)