5年度インターハイへキックオフ! 36年ぶりの大会成功へ 知事・教育長表敬訪問など(道・道教委 2022-05-31付)
鈴木知事(前列左から3人目)らと共に、大会成功へときの声を上げた
全国高校総体北海道高校生活動推進委員会は30日、大会開催まで1年余りに迫ったインターハイのPR活動キックオフイベントを実施した。鈴木直道知事への表敬訪問やイメージキャラクターの表彰、街頭啓発を行い、大会成功に向けた機運の醸成を図った。
全国高校総体では、競技に出場する高校生のみならず、「支える」観点から全ての生徒がオール北海道で取り組む「高校生活動」を実施。大会のポスターやグッズの作成などのPR活動をはじめ、カウントダウンセレモニーや記念品の作成、総合開会式の準備など、様々な活動を行う。
この日は活動のキックオフとして大会実行委員会会長を務める鈴木知事を表敬訪問。高校生活動推進委員会の生徒14人と高校生活動専門部会長の大浦充恵庭南高校長らが道庁を訪れ、知事と倉本博史教育長、唐川智幸学校教育監が応じた。
大浦部会長があいさつし「委員の生徒は、みな自ら立候補した積極性あふれる生徒たち」と紹介し今後の活動を説明。
委員長を務める北海道科学大学高校2年の畠山真之介君が「全道の高校生からの意見を取り入れ、36年ぶりの大会をより良いものにしていきたい」と抱負を述べた。
鈴木知事は「インターハイに関われるのは、選手も選手以外の生徒も人生であるかないかの貴重な機会。皆さんの生涯の思い出となると思う。おもてなしの精神で、全国から来た生徒にも一生の思い出と言ってもらえるよう一緒に頑張っていこう」と激励した。
歓談のあと、鈴木知事から全国高校総体北海道大会のロゴが入ったパーカーを授与。パーカーを身にまとった生徒たちと「大会成功に向け頑張ろう!」とときの声を上げた。
このあと、道庁赤レンガ庁舎前や札幌駅構内、大通公園横の歩道で街頭啓発。ポスターを掲げ、日程や36年ぶりに開催することなどを記したポケットティッシュを配り、道行く市民に大会をPRした。
今後は、道内各校が地元の特産物を記すなど工夫したカウントダウンボードを作成するほか、大会を盛り上げるための様々な活動を行っていく。
全国高校総体は5年7月22日~8月21日に札幌市をはじめ全23市町で開催。陸上競技、体操、水泳、バスケットボール、卓球、バドミントン、柔道、レスリングなど、全30競技32種目で全国のトップを目指し熱戦が繰り広げられる。
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ポスターを掲げティッシュを配るなど、大会の周知に汗を流した
最優秀賞のイメージキャラクター「ピリカ」
(道・道教委 2022-05-31付)
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