留萌局　コンプライアンス確立会議　飲酒運転撲滅など４点　不祥事防止へ重点目標確認

（道・道教委 2022-06-06付）

管内市町村教委教育長ら１２人が出席した

　【留萌発】留萌教育局は１日、管内コンプライアンス確立会議を開いた。管内市町村教委教育長ら１２人が出席。管内の懲戒処分の状況を共有したほか、不祥事防止に向けた４年度の重点目標として「飲酒運転の撲滅・交通違反の根絶」「体罰・不適切な指導（暴言を含む）の根絶」「わいせつ・ハラスメントなど重大事故の根絶」「個人情報管理の徹底」に取り組むことなどを確認した。

　川村秀明局長があいさつ。前年度、管内では懲戒処分がゼロだったこと、また、一つの不祥事で地域との信頼関係が一瞬で失われることに触れ「不祥事を起こさせないという強い意志を共有するとともに、不祥事ゼロを今後も継続できるよう実効性のある取組について忌憚のない意見をお願いしたい」と呼びかけた。

　続いて、佐藤稔企画総務課長が３年度同会議の開催状況や研修の状況などを説明。３年度の全道の懲戒処分について交通事故や飲酒運転の事案が多発していることから再発防止に向けた対策の徹底を求めた。

　また、過去１０年間の管内の懲戒処分状況を示したほか、ズームの画面共有で道教委が開設した教職員不祥事根絶ポータルサイトを紹介。ポータルサイトについては、学校におけるわいせつ事故防止方策や教職員の服務に関する研修動画などの項目を説明した。

　このあと、佐藤課長が引き続き不祥事防止に向けた４年度の重点目標「飲酒運転の撲滅・交通違反の根絶」「体罰・不適切な指導（暴言を含む）の根絶」「わいせつ・ハラスメントなど重大事故の根絶」「個人情報管理の徹底」を説明。また、取組内容についても示した。

(道・道教委 2022-06-06付)