校生活動イメージキャラ決定　「ピリカ」など５作品に　５年度全国高校総体成功へ

（道・道教委 2022-06-07付）

最優秀賞の「ピリカ」

　道教委は２日、５年度全国高校総体北海道高校生活動イメージキャラクター募集にかかる選考結果を発表した。最優秀賞は、おといねっぷ美術工芸高校（２年）吉田美咲季さんの「ピリカ」、優秀賞は稚内高校（３年）大門稚葉さんの「かつぎゅう」など４作品に決定した。

　３６年ぶりに本道で開催される５年度全国高校総合体育大会（＝インターハイ）に向け、選手以外の生徒もオール北海道で大会成功に向けた企画・準備・運営に取り組む「高校生活動」を推進するに当たり、シンボルとなるイメージキャラクターを募集したもの。

　全道各地から１５１作品の応募があり、吉田さん（おといねっぷ美術工芸高）の「ピリカ」が最優秀賞に輝いた。

　優秀賞は、大門さん（稚内高）の「かつぎゅう」をはじめ、須藤知花さん（広尾高３年）の「ウィンディア」、篠原凜さん（室蘭東翔高２年）の「べこ太郎」、遠田萌々花さん（札幌国際情報高２年）の「ルールー」が選ばれた。

　最優秀賞の「ピリカ」の名前はアイヌ語の「良い」という言葉に由来。北海道らしいデザインとともに、高校生が最高に「良い」パフォーマンスができるよう、明るく応援する元気なキャラクターに仕上げた。

　他の作品もウシやシカ、キツネ、雪の結晶といった北海道らしさをモチーフに、元気で可愛らしい傑作ぞろいとなっている。

　最優秀賞を獲得した「ピリカ」は、高校生活動のシンボルとしてグッズやウエア、印刷物など様々なものでPRに活用される。

(道・道教委 2022-06-07付)