３大学と協定締結　札幌市　ＩＣＴ活用しコロナ対策

（札幌市 2022-06-07付）

協定書に署名する各代表者

　札幌市は３日、札幌医科大学（山下敏彦理事長兼学長）、北海道科学大学（川上敬学長）、北海道情報大学（西平順学長）の３者と「ＩＣＴを活用した新型コロナウイルス感染症対策の推進に関する協定」を締結した。

　協定は、新型コロナウイルス感染症対応において、ＩＣＴに関する高度な知見に基づいた感染症対策を推進することが目的。

　連携事項は「療養判定の支援の高度化」「健康観察の支援の高度化」「関連情報の収集・分析に関すること」「その他前条の目的を達成するために必要な事項に関すること」を４つとなっている。

　３日に行われた市役所本庁舎での調印式には、秋元克広市長のほか、山下理事長、川上学長、西平学長の４人が出席した。

　協定の目的と連携事項を確認したあと、４人が協定書に署名。市内の感染症対策に向け、意識の統一を図った。

　秋元市長は「札幌は道内でも人口・感染者が最も多く対策が重要。協定に伴う連携を通して、対策を講じていく」と述べた。

(札幌市 2022-06-07付)