長期休館控え札幌市青少年科学館

（札幌市 2022-07-15付）

　改修工事による長期休館を８月に控えている札幌市青少年科学館は、２６日から「グッドラック！科学館」を開催する。稼働休止していた人気展示「スーパードリームライド」を再開するほか、人工降雪装置のバックヤードを初公開する。

　同館は昭和５６年に開館。市民や児童生徒の学びの場として活用される一方で、館内全体の展示物の老朽化とともに、部分的な改修を重ねてきたことで、展示相互の関係性が伝わりにくいなどが課題となっていた。

　このため、展示物の大規模リニューアルや長寿命化等の改修工事に伴い、８月２２日から６年３月末まで休館を決定した。

　今回は、長期休館前の最後の夏休み特別イベント「グッドラック！科学館」を開催する。平成４年に設置され、この夏で引退となる「スーパードリームライド」が楽しめる。

　また、「人工降雪装置裏側探検」では、世界初の人工降雪装置のバックヤードを初めて市民に公開する。このほか、先着１０００人に景品を贈呈する展示物ラリーを行う。

　人工降雪装置裏側探検のみ、事前申込が必要。同館ホームページの専用フォームやFAX・０１１（８９４）５４４５などで、１７日まで受け付けている。

　各イベントの詳細等はつぎのとおり（①日時②場所③料金④内容）。

▽スーパードリームライド　ラストラン＝①２６日～８月２１日午前９時３０分～午後４時２０分②２階展示室③中学生以下無料、大人７００円④映像や音に合わせて揺れるスーパードリームライドが、この夏で引退する。ラストランに搭乗できる

▽人工降雪装置裏側探検＝①２７日、８月３日、１０日、１７日午前１０時、午後１時、午後３時からの３部制（未就学児は不可）②２階展示室③中学生以下無料、大人７００円④自然とほぼ同じ仕組みで雪を降らせる人工降雪装置のバックヤードを市民に初めて公開する

▽展示物ラリー「黄金のサイエンジャーを探せ」＝①２６日～８月２１日午前９時～午後５時②２階展示室③中学生以下無料、大人７００円④展示室を巡って黄金のサイエンジャーを発見すると分かるキーワードを見つけると、景品がもらえる

(札幌市 2022-07-15付)