市子どもアシストセンター　気軽に悩み相談して　藻岩北小ミニ児で出前講座

（札幌市 2022-07-25付）

友人関係で悩む小学生の物語を人形劇で紹介

　札幌市子どもの権利救済機関（＝子どもアシストセンター）は２０日、藻岩北小学校ミニ児童会館で、悩みを気軽に相談できる機関であることをＰＲする「あしすと子ども出前講座」を行った。小学２～５年生１８人が参加。友人関係で悩む小学生の物語を紙の人形劇で紹介し「どんな内容でも構わないので相談して」と呼びかけた。

　出前講座は、悩みを抱えたときにアシストセンターを利用するきっかけになるように、平成２２年度から市内の児童会館を利用する子どもを対象に実施している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、２年度と３年度は中止していたため３年ぶりに再開した。

　この日、児童会館を利用する２～５年生１８人が参加した。

　友人から悪口を言われたり仲間はずれにされたりしたが誰にも相談できない主人公が、アシストセンターに相談して乗り越えていく内容を紙の人形劇で紹介。「悩んだり困ったりしたときは、どんな内容でも構わないので安心して相談して」と呼びかけた。

　また、アシストセンターの電話番号を記載したクリアファイルを配布した。

　出前講座は本年度、市内の児童会館で全２０回実施する予定。

(札幌市 2022-07-25付)