道教委等　早おき・職場見学デー　働いてる姿、カッコいい　名刺づくりやプレゼントも

（道・道教委 2022-08-02付）

保護者が仕事内容を説明。子どもたちは熱心に聞き入っていた

　道、道教委は７月２９日、道庁本庁舎と別館で「早おき・職場見学デー」を実施した。職員の子ども２４人が保護者が働く姿を見学し、保護者の仕事に対する理解と感謝の心を深めた。

　生活リズムが崩れやすい長期休業中に実施することで、望ましい生活習慣の定着を図るとともに、職場訪問を通して保護者の仕事を理解し親子の絆を深めるもの。新型コロナウイルス感染症のため３年ぶりの開催となった。

　今回は、多数の応募が寄せられたため、抽選で知事部局と道教委の職員の子ども２４人が参加。

　開会式で総務部の猪口浩司人事局長があいさつし「お父さんお母さんの働いているところを見て、いつもとは違う格好良さなどを感じてほしい」「道庁の仕事にも興味を持ってもらえると大変うれしい」などと述べ「夏休みの良い思い出になれば」と期待した。

　続いて、名刺づくりと質問を考える時間を経て、保護者と連れ立って職場見学に。保護者が日ごろどんな仕事をしているのか説明を受け、パソコンの文字入力や書類の印刷など、仕事の一端を体験したり、課内の職員と名刺交換しあいさつを交わしたりするなど、保護者の職場の雰囲気を満喫した。

　道教委の高校教育課を訪れた児童は「パソコンがすごく並んでるのでびっくりした」「いつもより真剣そうな顔をしてて、頑張ってるんだなと思った」と笑顔。保護者と同僚の職員らも児童のかわいらしさに終始笑顔で、いつもは張り詰めた職場が和やかな空気に包まれた。

　職場見学後は、保護者の顔を描いたプラスチック板をくくったネックレスを作成し、保護者にプレゼント。児童にとっても保護者にとっても思い出に残る一日となった。

(道・道教委 2022-08-02付)