ほっかいどう学推進フォーラム 動画教材作成検討へ 総会開き新保理事長再任
(道・道教委 2022-08-02付)

ほっかいどう学推進フォーラム総会
さらなる活動の充実に向けて審議した

 ほっかいどう学推進フォーラム(新保元康理事長)は7月29日、札幌市内の北海道開発技術センターで4年度第4期通常総会を開催した。3年度事業報告とともに、4年度事業計画案などを協議。4年度事業計画案には、年4回のほっかいどう学新聞の発行、デジタル教材(動画)の作成検討と動画クリップ作成チームの立ち上げなどを盛り込んだ。任期満了に伴う役員改選では、新保理事長を再任したほか、北海道開発技術センター理事長の倉内公嘉氏を副理事長に新たに迎えた。

 開会に当たり、新保理事長があいさつ。コロナ禍でも関係者の協力で、みち学習をはじめ各種事業が順調に進捗していることを報告。「さらなる活動の充実に向け審議をお願いしたい」と呼びかけた。

 3年度事業報告、4年度事業計画案を審議。4年度の事業計画では、ほっかいどう学新聞について従来の年3回から1回増やした年4回の発刊とする。「みち学習」「雪学習」「交通環境学習」などに関する研修会、講演会、授業づくり、教材作成などの支援を継続する。

 小学校対象の副読本の現状に関する調査を継続。小・中学校で進めているGIGAスクール構想の進行状況を把握しながら対応したデジタル教材(動画)の作成を検討。動画クリップ作成チームの立ち上げを検討する。ほっかいどう学動画プラットフォームの構築を目指す。ほっかいどう学インフラツアーを企画・実施する。

 任期満了に伴う役員改選では、新保理事長、水島徹治副理事長(北海道河川財団理事長)を再任。北海道開発技術センター理事長の倉内氏を副理事長に新任した。

 役員体制はつぎのとおり。     =敬称略=

▽理事長=新保元康(元札幌市立屯田小校長・北海道開発技術センター地域政策研究所参事)

▽副理事長=倉内公嘉(北海道開発技術センター理事長)―新、水島徹治(北海道河川財団理事長)

▽理事=山﨑弘善(北海道建設業協会専務理事)、黒﨑宏(北海道開発協会参与)、桜田昌之(北海道道路管理技術センター理事長)、原俊哉(石狩川振興財団理事長)、眞田仁(寒地港湾空港技術研究センター理事長)、越田雄三(北洋銀行地域産業支援部部長)、稲上巧(北海道銀行地域創生部次長)―新、松村瑞哉(北海道電力執行役員土木部長)、木曽要(東日本高速道路北海道支社副支社長)、臼井純信(アドバコム代表取締役)、山本一彦(ドーコン都市・地域事業本部総合計画部長)、五十嵐隆浩(構研エンジニアリング取締役執行役員)

▽理事・事務局長=原文宏(北海道開発技術センター理事・地域政策研究所長)

▽監事=小林敏克(北海道建設技術センター理事長)、村上直史(北海道通信社参与)

(道・道教委 2022-08-02付)

その他の記事( 道・道教委)

檜山局主管 管内特別支援連携協 実効性のある方向探る 体制整備、資質向上に向け

檜山管内特別支援連携協議会  【函館発】道教委は7月29日、特別支援教育総合推進実践事業「特別支援教育の体制整備の推進」に係る本年度第1回檜山管内特別支援連携協議会をオンライン開催した。檜山教育局主管で教育、医療、保健...

(2022-08-04)  全て読む

道教委 道小・道中・道公教への回答 定年延長へ関係規定改正 感染症対策 人・物の支援継続

 道教委は、北海道文教施策・予算策定に関する道小学校長会(紺野高裕会長)、道中学校長会(野﨑均会長)、道公立学校教頭会(八田博之会長)の要望に対する回答をまとめた。教員業務支援員(スクール・...

(2022-08-03)  全て読む

白糠養廃止 5年3月に 文教委で道教委報告

 道教委は2日の道議会文教委員会で、白糠養護学校を5年3月に廃止することを報告した。入所者を対象とする白糠学園(設置者・社会福祉法人北海道社会福祉事業団)が5年3月31日に閉園することを踏ま...

(2022-08-03)  全て読む

道教委 医ケアハンドブック改訂 検討シートの様式改善 法と医療進歩踏まえ見直し

 道教委は『医療的ケア実施のためのハンドブック(改訂版)』を作成した。3年の「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」の施行に合わせて内容を見直し、法律の解説のほか、医療的ケア児の...

(2022-08-03)  全て読む

高校配置計画地域別検討協〈日高〉 地域のため高校存続を 中高連携の重要性を再確認

高校配置計画検討協日高学区  【苫小牧発】道教委は7月26日、高校配置計画地域別検討協議会(日高学区)の第2回会合を対面とオンライン形式で開催した。メイン会場の日高合同庁舎で担当者が5~7年度の計画案、「これからの高校...

(2022-08-02)  全て読む

道教委 英語教育の授業改善 新セミナー 9月開催へ 計3回予定 オンライン公開も

 道教委は本年度、英語担当教員を対象とする新研修「E―Lineセミナー」を新たに開催する。9月16日の第1回を皮切りに計3回オンラインで開催し、指導と評価の一体化、1人1台端末やデジタル教科...

(2022-08-02)  全て読む

道教委等 早おき・職場見学デー 働いてる姿、カッコいい 名刺づくりやプレゼントも

道教委等早起き・職場見学デー  道、道教委は7月29日、道庁本庁舎と別館で「早おき・職場見学デー」を実施した。職員の子ども24人が保護者が働く姿を見学し、保護者の仕事に対する理解と感謝の心を深めた。  生活リズムが崩れ...

(2022-08-02)  全て読む

高校配置計画地域別検討協〈十勝〉 魅力化へ間口維持要望 35人以下学級の定数改善も

公立高校配置計画地域別検討協議会(十勝学区)  【帯広発】道教委は21日、幕別町内の十勝教育研修センターを主会場に、第2回公立高校配置計画地域別検討協議会(十勝学区)を開催した。オンライン参加を含め関係者116人が参加。各所から、魅力あ...

(2022-08-01)  全て読む

道教委 保護者連絡デジタル化 教員の9割が効果実感 調査や欠席連絡など活用多岐

表  道教委は、学校・保護者間における連絡手段のデジタル化の進行状況にかかるアンケート調査結果をまとめた。連絡支援ツールの使用率は道立学校が93%、市町村教委が96%で、一般教員の9割以上が業務...

(2022-08-01)  全て読む

高校配置計画地域別検討協〈渡島〉 適切な定員調整検討を 過疎地域の高校魅力化も

公立高校配置計画地域別検討協議会(渡島学区)  【函館発】道教委は7月19日、第2回公立高校配置計画地域別検討協議会(渡島学区)を開催した。オンライン参加を含め市町村教委や公立高校、小・中学校、PTA関係者ら約70人が参加。協議では公私...

(2022-08-01)  全て読む