札幌西岡北中美術部　階段アート　地域住民を笑顔に　近郊店舗に２作品展示

（札幌市 2022-08-05付）

西岡の土地の特徴を表現した作品を展示している

　札幌市立西岡北中学校（高橋伸充校長）は、美術部の活動の一環でＤＣＭホーマック西岡店に階段アート作品を展示している。クジラが躍動している様子を表現した作品と、西岡公園の時計塔をモチーフにした２作品を展示。来店した多くの地域住民の目を楽しませている。作品は２２日夕方ごろまで展示する予定。

　同校美術部は昨年、コロナ禍で大変な地域住民をアート作品で笑顔にさせたいとの思いで「西岡スマイルプロジェクト」を始動。これまで、テーブルクロスの下に敷く切り絵作品など様々な作品を制作してきた。

　今回は、西岡の土地の特徴を表現することをコンセプトに２つの階段アート作品を制作。階段アートは今春に卒業した当時の３年生が発案したもので、昨年は試作品を学校祭で展示した。

　１つ目の作品では、幸運を呼ぶと言われるクジラが躍動している様子を表現。２つ目の作品では、西岡公園にある時計塔をモチーフにキツネと空をダイナミックに表現した。

　作品は、ＤＣＭホーマック西岡店のエスカレータ横の階段に展示。２２日の夕方まで展示する予定。

　美術部顧問の向川未桜教諭は「生徒たち自ら考案して、懸命に活動することでそれを実現することができた。大変良い企画なので今後もこの活動を後輩につなげていってほしい」と期待した。

(札幌市 2022-08-05付)