道教委　高大連携留学生派遣校　高校・中等教育２３校に　池田・津別高で９月から開始

（道・道教委 2022-08-24付）

　道教委は、高大連携「Ｈｏｋｋａｉｄｏ　Ｓｔｕｄｙ　Ａｂｒｏａｄ　Ｐｒｏｇｒａｍ」の４年度の留学生派遣校として、札幌北高校など道立高校・中等教育学校２３校を決定した。大学に所属する留学生との交流を通して異文化への興味や関心、留学への意欲を高めるもので、９月５日の池田高校と津別高校を皮切りに実施する。

　事業は平成３０年度から開始。道内大学の留学生や道内大学での講義などの受講機会を提供し、国際理解の促進と進学意欲の向上を図り、将来における本道のグローバル人材の育成に資することを目的としている。

　事業は留学生の道立高校等への派遣と生徒の道内大学への派遣の２つ。

　留学生の派遣では、①英語を中心とする授業の学習サポート（質問対応、チーム・ティーチングなど）②授業への参加（和食の調理、柔道・剣道など日本文化への理解を深める授業）③ホームルーム活動における母国や研究内容の紹介④部活動への参加⑤生徒による英語での地域案内を深める活動―など、各学校が企画・決定する。

　本年度の留学生の派遣校は前年度と比べて１校増の２３校。一部の高校では感染拡大防止のためオンラインで実施する。

　大学への生徒の派遣・交流事業は１０月以降に実施する予定。

　留学生の４年度派遣校はつぎのとおり。

▽滝川高

▽札幌北高

▽札幌東高

▽札幌国際情報高

▽札幌英藍高

▽札幌丘珠高

▽千歳高

▽苫小牧南高

▽登別明日中等教育

▽浦河高

▽上ノ国高

▽旭川永嶺高

▽士別翔雲高

▽羽幌高

▽稚内高

▽常呂高

▽遠軽高

▽津別高

▽雄武高

▽池田高

▽鹿追高

▽釧路明輝高

▽釧路江南高

(道・道教委 2022-08-24付)