教育長協全国大会 来年春に帯広で 道都市教委連が滝川で総会(関係団体 2022-08-31付)
再任となった檜田会長は会員の連携・協力を求めた
【岩見沢発】道都市教育委員会連絡協議会(檜田英樹会長)は23日、滝川市内のホテル三浦華園で4年度定期総会を行った。会員約140人が参加。事業計画として5年5月に帯広市で全国都市教育長協議会定期総会ならびに研究大会帯広大会を開催するとしたほか、役員選任では檜田会長を再任した。
3年ぶりに一堂に会しての開催となった総会では、はじめに檜田会長があいさつし「現在は先行き不透明な時代。着実性のあるPDCAサイクルを実施することも大切だが、即時性のあるOODAループに切り替える必要がある」と呼びかけるとともに、諸課題の解決および教育の一層の充実に向け、会員の一層の連携・協力を求めた。
つぎに開催市を代表し滝川市の田中嘉樹教育長があいさつ。「3年ぶりの開催で情報交換会はまだ実施できないが、限りある時間の中で実りあるものになれば」と期待を寄せたほか、滝川市の前田康吉市長と空知教育局の山口利之局長が祝辞を述べた。
議事では会務・決算報告、研究大会帯広大会に係る負担金額・余剰金発生時の取り扱いについての説明のあと、事業計画および役員の選出について審議。11月に登別市で道都市教育長会秋季定期総会、5年5月11、12日に帯広市で全国都市教育長協議会定期総会ならびに研究大会帯広大会、同じく5月に美唄市で道都市教育長会春季定期総会、6月に文教施策に対する要望書の手交式、8月に室蘭市で定期総会を開催するとした。
役員の選任では檜田会長を再任。副会長、理事、監査は全て新任となっている。
このあと、夕張市の小林広明教育長が「豊かな交流と気軽な学びの場をつくる~笑顔とにぎわいが生まれる施設」と題して事例発表を行った。2年3月に供用が開始された夕張市拠点複合施設「りすた」について説明。りすたでの生涯学習や施設の利活用について紹介した。
最後に分散会を実施。「これからの生涯学習の充実に向けて」を各市に共通するテーマとして設定し、約50分間協議した。
本年度の役員体制はつぎのとおり。=敬称略=
▽会長=檜田英樹(札幌市教育長)
▽副会長=福原功(苫小牧市教育長)―新、福島修史(芦別市教育長)―新、中峰寿彰(士別市教育長)―新、岩永雅浩(網走市教育長)―新
▽理事=岩渕隆(恵庭市教育長)―新、田中嘉樹(滝川市教育長)―新、黒蕨真一(旭川市教育長)―新、岡部義孝(釧路市教育長)―新
▽監査=永田裕(北斗市教育長)―新、小林広明(夕張市教育長)―新
(関係団体 2022-08-31付)
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