帯工高 帯広開発建設部と協定 優れた技術者育成へ 授業や実習で支援協力(学校 2022-09-05付)
署名した中島校長(右から3人目)と各事務所長
【帯広発】帯広工業高校(中島泰彰校長)は8月31日、道開発局帯広開発建設部の河川・道路事務所と教育支援パートナーシップに関する協定を締結した。土木技術に関する授業や実習への支援を受け、多様な分野で包括的に連携・協力し、優れた技術者の育成を図る。
協定は、帯広開建の河川・道路の5事務所と同校が多様な分野で包括的に連携・協力し、河川および道路行政に関する知識・経験と持続可能な地域社会の形成・発展に貢献する優れた技術者の育成を目的としたもの。
8月31日に同校で開いた協定締結式では、中島校長、帯広道路事務所の蛯澤秀則所長、帯広河川事務所の須賀可人所長、池田河川事務所の古賀文雄所長、広尾道路事務所の三浦髙義所長、足寄道路事務所の村上勝所長が協定書に署名した。
中島校長は「これまでも、現場見学などで協力いただいたが、今回の協定締結でさらに連携体制が充実・発展するのではないか」、蛯澤所長は「協定を契機に、持続可能な地域社会の形成・発展に貢献する技術者を育成・輩出し、地域がより輝けば」と期待を寄せた。
今後は協定に基づき、各事務所が同校における土木技術に関する授業や実習への支援、キャリア教育に関する支援および第三者からの指導および助言などの支援に協力。担い手確保・人材不足の改善も目指す。
(学校 2022-09-05付)
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