土木への興味深まった　旭工高　現場見学会に参加

（学校 2022-09-07付）

建設産業の魅力を体感した

　【旭川発】旭川工業高校（稲津誠校長）は２日、旭川市内の３現場で「北のけんせつ担い手」育成会議による旭川工業高校土木科２年生を対象とした現場見学会に参加した。生徒３４人、教員４人が参加。生徒は「元々あった土木への興味がさらに深まった」と話した。

　北のけんせつ担い手育成会議は開発局旭川開発建設部、上川総合振興局旭川建設管理部、旭川建設業協会、上川調査設計協会、旭川市で構成。土木技術者の育成支援に力を入れており、高校生や小学生を対象とした現場見学会・説明会・出前講座などを通して建設産業の魅力を伝えている。

　今回は生徒３４人、教員４人が参加。市内の３現場を見学した。

　うち「３・３・２０永山東光線道路改良１工区」の現場では、旭川建管の担当者が工事概要や事業全体の工程などを、完成予想図を交えて詳細に説明した。

　質疑応答ではコンクリートの量についての質問があった。生徒は「一つの現場でいろいろなものが使われていることが分かった。元々あった土木への興味がさらに深まった」と感想を述べた。

(学校 2022-09-07付)