進路選択へ見識深める　留萌高　現場見学会に参加

（学校 2022-09-21付）

工事現場を肌で感じた

　【留萌発】留萌高校（阿部穣校長）の電気・建築科１年生１３人は１４日、留萌市や苫前町での現場見学会に参加した。土木や建築などの３現場を見学。工事に関する説明を受けたほか、間近で現場を見るなど、進路選択に向けて見識を深めた。

　見学会は、旧留萌工業高校および旧留萌千望高校のＯＢらで構成する千望会（佐々木靖志会長）土木部会の主催。現場を肌で感じてもらうことや進路選択の一助にしてもらうことを目的としている。

　同校では、２年次に生徒が電気コースと建築コースのいずれかを選択することから、見学会を通して進路の参考とするほか、現場を見てその雰囲気や状況を感じ取り、将来につなげることをねらいとした。

　出発式では、佐々木会長が見学会について「日ごろの学校での勉強とは違った現場での作業を学んでほしい」と呼びかけたほか、疑問点など気になったことを遠慮なく質問することを求めた。

　この日、土木や建築など３現場を見学。うち留萌港の防波堤改良の現場では、担当者からクレーン船で８０㌧の消波ブロックを据え付けるといった工事概要のほか、昭和６３年に発生した留萌川の大洪水の様子、留萌川でＩＣＴを活用した工事について説明を受けた。

　生徒たちは「コース選択の参考になった」「普段見れない所を見ることができた」などと感想を述べた。

(学校 2022-09-21付)