奈井江小　除雪機械写生会　力強さ表現できるかな　建設企業協力　乗車体験も

（学校 2022-09-16付）

思い思いにスケッチする子どもたち

　【岩見沢発】奈井江町立奈井江小学校（長谷川孝校長）は１２日、同校で除雪用重機の写生会・乗車体験を行った。空知建設業協会が活動の一環として協力し、町内の建設企業（株）櫻井千田が重機を用意。３年生３１人が重機の力強さを描こうと真剣なまなざしでスケッチに取り組んだほか、運転席に座らせてもらうなど普段は経験できない楽しい時間を過ごした。

　この日、同社が用意したのは大型の除雪ホイールローダ１台。同校に隣接する町社会教育センター駐車場に児童が集合したあと、別の場所に隠されていた重機が登場。前面に取り付けられたプラウの様々な動きが披露されると、児童たちは「でかい」「すごい」などと驚きの声を上げた。

　つぎに、写生会に協力した空知建設業協会広報企画・入職促進委員会の谷村明紀副委員長があいさつ。「きょうは一生懸命絵を描いて。運転席への搭乗体験もあるので、建設業の仕事に興味を持ってほしい」と呼びかけた。

　子どもたちは重機を囲み、仕上げの際に参考とするため各自のタブレットで写真撮影。思い思いのアングルで伸び伸びとスケッチした。また、体験乗車を行い、子どもたちは普段見ることのできない運転席からの眺めを楽しんだ。

　長谷川校長は「児童にとって貴重な体験。良い思い出になるのでは」と話した。

(学校 2022-09-16付)