連携強化へ執務体験　釧路局で道立高事務職員

（市町村 2022-09-14付）

教育局の日常業務を体験した

　【釧路発】釧路教育局は８月上旬、学校事務職員の職場訪問を受け入れた。教育局の日常業務を体験するとともに、それぞれの職場における課題等を共有することで相互間の連携を深めた。

　職場訪問は、日常行っている業務やそれぞれの職場における課題等について共通理解を図ることを目的としたもの。

　対象は採用１０年未満の事務職員。今回は釧路明輝高校の清野月花さんと白糠高校の菅野帆乃佳さんの２人が参加した。

　オリエンテーションで釧路局の概要などを説明。このほか、教育支援課と道立学校運営支援室で、それぞれ書類作成やデータ入力などの業務を体験した。

　最後に、支援室で意見交換・質疑等の時間が設けられた。中で、金野憲一道立学校運営支援室長は、新型コロナウイルス感染症の影響によって交流の場が減少していることを踏まえ「今回の職場訪問で知り合った仲間との横のつながりを大切に」と述べた。

　また「困ったことがあれば相談してほしい」と呼びかけ、学校を円滑に運営していくために、道立学校事務職員と道立学校運営支援室職員のより一層の連携強化を期待した。

　釧路明輝高の清野さんは「現場で実際の業務を体験することで、教育局の仕事内容について理解を深めることができた」、白糠高の菅野さんは「学校経験を生かして教育局に異動してみたい」などと感想を話した。

(市町村 2022-09-14付)