グーグルパートナープログラム参画　効果的な活用事例発信　網走市　ＩＣＴ事例校設置等

（市町村 2022-09-02付）

　【網走発】網走市は、グーグルフォーエデュケーションパートナー自治体プログラムに参画した。教職員向けのデジタルスキルトレーニング、インターネットリテラシー教育、ＩＣＴ事例校設置などの取組を進める予定。ＩＣＴ環境の整備と効果的な活用、近隣地域や全国に向けた事例発信を目指す。

　グーグルフォーエデュケーションパートナー自治体プログラムは、クロームブックやグーグルフォーエデュケーションのツールを使用して革新的な学習環境づくりに取り組み、全国のＩＣＴリーダーを目指す自治体を支援するプログラム。

　市では、ＧＩＧＡスクール構想に基づく１人１台端末としてクロームブックを整備するとともに、グーグルフォーエデュケーションのアカウントを全教職員、児童生徒に配布し、活用を進めている。

　プログラムの取組を通して、グーグルフォーエデュケーションチームと協力してＩＣＴのさらなる活用に取り組むとともに、他自治体と先進事例や情報を共有し「ＩＣＴを活用した新時代の教育をより一層推進していく」としている。

　主な取組は、デジタルスキルトレーニング、インターネットリテラシー教育、イベント開催などを通した事例共有、ＩＣＴ事例校の設置。

　デジタルスキルトレーニングは、教職員向けに実施するもので、グーグルがトレーニングコンテンツの提供などを行う。今後、２７日に校務活用研修、１０月１９日に操作スキルアップ研修、管理職研修（時期未定）などを予定している。

　インターネットリテラシー教育では、中学校を対象にインターネットリテラシーの育成に向けた授業を展開。グーグルからは授業パッケージの提供を受ける。

　また、グーグル主催のイベントへの参加、共同開催を通して、全国各地のパートナー自治体と事例共有し、全国のＩＣＴ化をリードする。

　ＩＣＴ事例校は、児童生徒・教職員がクロームブックを活用し、その効果や活用方法を共有できる学校。事例校の取組はグーグルフォーエデュケーションの公式ウェブサイト内で紹介される。今後、事例校の設置に向けた取組を推進する。

(市町村 2022-09-02付)