十勝で全国高校生図書館サミット　魅力ある活動へ研鑚　道内外９４校から３００人超参加

（関係団体 2022-10-06付）

開会式で演奏する管内３校の生徒たち

　【帯広発】第２回全国高校生図書館研究大会「全国高校生図書館サミット」兼道高文連第４４回全道高校図書館研究大会十勝大会が９月２９日から２日間、帯広市民文化ホール等で開かれた。２年ぶりの開催に、道内外から高校生約３００人超が参加。分科会や記念講演を通して、魅力ある図書館活動を目指し研鑚を積んだ。

　昭和５４年から始まった同大会は、ことしで４４回目を迎えた。今回のテーマは「楽しめ読書！！みんな仲間だ、繋がる笑顔が十勝晴れ～“Ｌｅｔ’ｓ　ｂｅｇｉｎ”小豆（こまめ）に読もう！色んな本」。道内外の高校９４校から３００人を超える高校生が会場に足を運んだ。

　開会式では、管内３校の管弦楽団や吹奏楽部が北海道ゆかりの楽曲を披露し、十勝への歓迎の意を表した。大会委員長を務める音更高校の重堂法人校長は「２日間の交流から得た感動や学びを各校に持ち帰ってほしい」と話した。

　続いて、図書館活動グランプリ２０２２では、ポスター審査を勝ち抜いた８校が、自校の特色ある図書活動を発表。演劇や歌、ダンスなど工夫を凝らし、活動の成果を伝えた。

　このあと、１４分科会が会場を分けて講義および実習を行った。図書館担当者研修会では、道ブックシェアリングの荒井宏明代表理事が、読書環境の整備について講話した。

(関係団体 2022-10-06付)