日高局　教員応援プロジェクト　３１日に初の研修会　中学校技術・家庭科教員対象に

（道・道教委 2022-10-13付）

　【苫小牧発】日高教育局は、本年度から独自に実施している教員応援プロジェクトの一環としてオンライン研修会を初開催する。免許外担任が多い管内の中学校技術・家庭科（家庭分野）教員を対象に、３１日午後４時からズームを使用して実施。説明や意見交換を通して、不安や悩みを共有する機会の少ない技術・家庭科教員同士の相互交流を図る。

　日高局は本年度、若手教員が多いという管内の状況を踏まえ、教員応援プロジェクトを開始。５月には免許外担任の状況を把握するためにアンケート調査を行った。その結果、中学校技術・家庭科で免許外担任が多い状況が分かったため、今回は技術・家庭科を担当する管内の中学校教員を対象に研修を行うことにした。

　当日は開始１０分前から接続テストを行い、午後４時から説明、情報交流、意見交換を行う予定となっている。

　研修を担当する教育支援課の鈴木毅課長は「管内には若手の先生が多く、不安や悩みを相談できる機会が少ない。研修で教材研究などについて情報交流することで時間外勤務の縮減にもつなげてほしい」と期待。また「管外でも同じ状況の先生がいると思うので、参加を希望する先生は一度問い合わせを」と話している。

　参加希望者は２次元バーコードから必要事項を入力し申し込む。締め切りは２８日。

　問い合わせは同局教育支援課・電話０１４６（２２）９４９２まで。

(道・道教委 2022-10-13付)