道教委 若手リーダー養成研修 業務の工夫や悩み共有 採用3年目60人が研鑚(道・道教委 2022-10-14付)
平嶋係長がICTの活用例を紹介
道教委は9月29日から2日間、札幌市内の道第二水産ビルで若手リーダー養成研修を開いた。道教委各課の指導主事が講師となり、教育現場の現状や課題、メンタルヘルスなどをテーマに講義。採用3年目の職員約60人が参加し、業務上の悩みや仕事への向き合い方について話し合った。
同研修は、道教委職員3年目としての立場と役割を意識し、先輩職員の在り方を考えるとともに、採用3年目の職員が身に付けておくべき知識を習得することがねらい。
開会に当たり総務課の齊藤栄三課長補佐は「自ら考えて仕事に取り組む姿勢が今後多く求められる」とし、前例にとらわれるのではなく、新たな発想を加えて改良する気持ちを大切にするよう呼びかけ「皆さんが取り組む仕事の一つ一つが、これからの将来を担う子どもたちの成長に関わっている。このことをこの先も忘れず業務に励んでほしい」と求めた。
続いて公務員倫理やメンタルヘルス、キャリアビジョンをテーマに関係各課の担当者が講義した。
このうち「教育現場の現状と課題」のコマでは、義務教育課の平嶋大教育指導係長が春日井市におけるICTを活用した実践事例を紹介したほか、教員、学校、教育委員会を支援する伴走者としての指導主事の役割を示した。
意見交換会では、業務上の悩みや失敗、業務効率化の工夫、新しい仕事への向き合い方について話し合った。グループチャットの活用など効果的な情報共有の事例や、所属部署内外との横の連携の必要性を確認した。
2日目は、(株)インターフェースの五十嵐知美取締役が「先輩職員としての役割認識と後輩指導」と題して講話。傾聴や対話を通して自発的な行動を促すコーチングの手法を伝えた。
(道・道教委 2022-10-14付)
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