全道代表高校長 研究協議会 生徒に達成感と感動を インターハイ開催へ連携確認(道・道教委 2022-10-17付)
高校長約30人が参加した
道教委は11日、第3回全道代表高校長研究協議会をオンラインで開催した。5年度全国高校総合体育大会(インターハイ)の総合開会式における運営や今後の広報活動などを説明。10ヵ月に迫る大会開催に向けて連携を深めた。
研究協議会は、本道の高校教育に関する教育行政上の課題などについて研究協議を行い、本道の高校における学校運営全般の改善・充実に資することがねらい。
道高校長協会の本部役員・部会長、各管内の代表高校長ら約30人が参加した。
開会に当たり佐藤裕之教育指導監があいさつ。修学旅行中に感染が拡大すると思われる事案が一部の学校で発生していることから、対応方法のシミュレーションや旅行先の保健所・医療機関等の連絡先の確認など感染症対策の徹底を要請した。
また、教師に求められる資質・能力を再整理する国の動向を踏まえ、教師自身の継続的な知識の習得、個に応じた学びと協働的な学びの機会の確保が求められているとし「教師の学びが生徒の学びのロールモデルになることが期待されている。校内研修を活性化し、自校の課題に対応した協働的な学びを学校組織全体で行い、その成果を教職員間で共有することで教育活動の充実につなげてほしい」と求めた。
5年度インターハイの開催に向けた協力も要請。「総合開会式の準備や競技種目別大会の運営、おもてなしなど、通常の教育活動と違った達成感や感動を味わわせたいと考えている」と述べ、11月と来年3月に高校生によるPR活動を予定していることを伝えた。
続いて高校総体推進課の松井晃之課長がインターハイ開催に向けた今後の予定を説明。今後、市町実行委員会からの要請で高校生と市町が連携した取組が増えていくことも予想されることから協力を求めた。
総合開会式までの残り日数を表示するカウントダウンリレーの開始などの啓発活動についても説明。大会のPRリーフレットは各学校の1クラスに2枚程度配布予定とし、生徒への周知と教室への掲示に協力を要請した。
このあと、(株)リクルートHITOLAB(ヒトラボ)の福田竹志氏が「これからの高校教育~企業人事の目線から・未来の当たり前を創る」をテーマに講義し、同社における人事的取組や、自律的な学びの実践を図るミネルバ大学手法を紹介した。
(道・道教委 2022-10-17付)
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